公務員は副業禁止というのは有名な話ですが、「不労所得」もダメなんでしょうか?
答えはNO!!です。
不労所得は副業ではありません。
なので資産運用をすること自体はなんの問題もありませんし、ちゃんとした資産運用は公務員であってもするべきです。
ここらへんの事情については誰も教えてくれませんし、公務員自身も周りの人がやっているかどうか、よくわかってないということが多いでしょう。
今回は、そこらへんをリアルに覗いていこうと思います
公務員って資産運用してるの?
実はそんなことはありません。
確かに、人によってお金に対する意識(マネーリテラシー)が高い人もいますが、意外と「資産運用って何それ?食べれるの?」レベルの人が多いです。
それには理由があります。
- とりあえず、仕事に出ていれば安定した給料がもらえる
- 若い職員は給料が安すぎるので資産運用まで頭がまわらない
- 勤続年数が増えるにつれ、割と高収入になるので資産運用しなくてもさほどお金に困らない
- 出世も昇給も自動的なのでマネーリテラシーを鍛えなくても生きていける
- いまだ終身雇用が成立してるので、お金に対する危機感は皆無
よって、「お金に対する知識」をもっている人はほぼいません。
地方公務員の知人が言うには、自分の自治体の組合員(管理職以外の職員)にアンケートをとったところ
「つみたてNISA」「iDeCo」の両方を説明できる人は、わずか2%だったとのことでした。
さらに、自分が入っている医療保険、生命保険の契約内容をわかっている人は5%でした。
しかもこの5%の人の多くは共済の保険の普及担当者だったとのことです。
しかも、お金の使い方もヤバい
中途ハンパに社会的に信用があるので、資本主義社会の絶好のカモになっている場合が多いです。
実例はこれ
- 謎の「親戚」が大量に出現し、不要な保険に加入させられまくる
- ボッタクリ不動産投資にハマり、ウン千万円の借金をし、元がとれず債務整理
- ゴールドカードやらプラチナカードやらがバンバン審査通るので、使いまくってカード破産
- 時間に余裕があるのでギャンブルにハマり借金地獄に
- 住宅ローンが余裕で通るので、無駄に豪華な新築一戸建てを建ててしまい、退職金ありきのプランをたててしまう
借金地獄にならないためには
とにかくお金の勉強をするしかありません。
公務員だからといって、組織にあぐらをかくのではなく、自ら世の中のしくみを勉強し守備力を高めていかなければなりません。
そこではじめて、公務員の安定した給料と自動的な昇進が破壊力を持つのです。
以下の2点が基本となります!
- 公務員ならではの福利厚生を利用して節約する
- 公務員ならではの安定収入と昇給を利用して資産運用への入金力を高める
公務員の不労所得について まとめ
- 不労所得は副業ではないので問題なし!
- 壊滅的なマネーリテラシーのままでは不労所得どころのさわぎではない!
- 公務員の有利性を生かした戦い方をするべき!
- まずはお金の勉強をし、資産運用の知識を得る!
給料ひとすじで働いて、上司におびえ、異動におびえ、ひたすら終業時間が来るまで石になっているような毎日を送っちゃってる人もいるのではないでしょうか?
たとえ仕事が好きでやりがいをもっていても2本目・3本目の柱を持つことは、あなたに自信をもたらします!
そこで得た知識や、鍛えられたマインドが公務員の仕事の中で役にやつこともあるかもしれません!