こんにちは、chanyuuです!
皆さんは、会社員ですか? 経営者ですか? それともフリーランスでしょうか?
今回は、現在会社員である私が、社内の人間関係や仕事上のトラブルで
「あ~会社いきたくね~」、「うわ、もう明日月曜日かよ~」
となった時に、書籍やネットをあさり、その時の自分にドハマリして、今も自分の精神的な支えとなっている『考え方』の根源を紹介します。
この『考え方』を自分の基盤とし、これに基づいた『行動』をすることで、職場での人間関係や、仕事のすすめかた、仕事の処理能力など様々な事でうまくまわりはじめました。
この『考え方』を一人でも多くの人に伝えたいと思い、今回の記事にしました。
👍 1.アドラー心理学 『課題を分離せよ』
他人の評価が気になり、行動にうつせない私が変わるためにしたこと。
それは、自分の課題と他人の課題を分離することです。
例えば、アドラー心理学の中ではこのような事例で説明されています。
私が毎日近所の軒先を掃除しているとします。
「ありがとうね~、いつも助かるわ~」と言ってもらえれば、もちろん嬉しいですよね?
でも、何日も何日も掃除しても、あらゆる人が無視して横を通り過ぎていったらどうでしょう?
バカらしくて辞めたくなりますか?
もし、そうだとしたら、他人の評価を気にして自分のやりたいこともやらないということにつながってしまうかもしれません。
あなたが、それをやることと、他人がそのことを評価することは無関係なのです。
他人があなたに感謝するかどうかは他人の課題であって、あなたの課題ではないのです。
『馬を水飲み場につれていくことはできるが、馬に水を飲ませる事はできない』という表現が使われていますが、まさにそういうことなのです。
自分のすべきこと、やったほうがいいと信じていることは、軒先を掃除すること、馬を水飲み場に連れて行くことだったはずですよね? 自分の課題と他人の課題を分離し、自分の課題に集中すればいいのです。
今までの私は、「これだけやってるのに、上司は全然評価してくれない」という考えに満ちていました。
しかし、『課題の分離』を意識することによって、自分の中で最善だと思う行動に全力を注ぐことができるようになりました。
そして、自然と上司から褒められたり、相談されたり、頼りにされたりすることが増えて行きました。
ここまでうまくいくと思ってやったわけではありませんが、この「課題の分離」の原則を知らないで過ごした日々には戻りたくないと思いました。
👍 2.成長マインドセット 『失敗してもこれから成長していけばよい』
うまくできないからと諦めたり、逆にうまくいったときには手柄をひけらかしたりしてしまっていた私が実践して、うまくいったこととは。
『硬直マインドセット』から『しなやかマインドセット』への切り替えです。
教育心理学のテキストには必ず名前が出てくる、著者のドゥエック博士は、
硬直マインドセットを持つと、自分にどれだけの才能があるのかが不安になる。
一方、しなやかマインドセットを持つ人は、自分の才能や能力は努力やテクニック、他人の助けなどで伸ばせると考える。
と言っています。
上司に怒られては、凹んでいた私は、このしなやかマインドセットに切り替え、失敗したり怒られたときは、冷静にその内容を咀嚼し、「これも成長のためのステップなのだ」と思えるようになりました。
もちろん、その後は本当に成長するための行動を取るようにしました。
前回の失敗を分析し、「どうしたら同じ失敗を繰り返さないようにできるか」や「そもそもここでヒューマンエラーがでないようなシステムにしてしまえ」など、どんどんアイデアがでるようになりました。
つまりは、この『しなやかマインドセット』を持つことが、自分の成長に最も重要なことであるということを確信したのでした。
隣にいる同僚はいつまでたっても、誰かのせいにしたり、嘘をついて自分を擁護したり、忙しいからと、仕事を断ったりしています。
彼はいつまでたっても、仕事ができないままです。
👍 3.原因自分論 『すべての物事の原因は自分にある』
どんなトラブルや不幸な出来事であっても、自分を客観的に捉え、前向きに対応策を考えることができるようになるためにしたこと。
『すべての物事の原因は自分にある』という原因自分論という両学長の考え方により、人生は好転します。
↓本当に一度見てほしいです。人生変わります。
原因他人論の考え方だと、「あいつのせいで」や「こんなにやってるのに」というグチだらけになってしまい、解決策を見出すというマインドになっていません。
一方、原因自分論というと「私のせいでこうなってしまった」という考え方になってしまうのかというとそうではありません。
「誰のせいで」とか「誰が悪い」とかいうことではなく、「自分の中に原因があるのではないか」「自分ができる解決策はなんだったのだろうか」という思考に切り替え、物事を客観視することによって、問題解決に向けた、自分ができる限りの行動をとることができるようになります。
また、その思考力がつきます。
この原因自分論の考え方を職場で実践することにより、扱いの難しかった上司との関係性も良くなり、自分だけでなくその上司の行動まで変わったように思えます。
そう、原因自分論という言葉の存在を知り、意識しただけで、原因他人論の考え方が私から離れていったのです。もし、今もそれを知らず原因他人論の人生を歩んでいたらと考えるとゾッとします。