こんにちわ、ちゃんゆぅです(^O^)v
どこか他人事のように思えたり、まだまだ先のことのように思える『介護問題』
でも、その時は突然訪れます!
『介護問題』は、きちんと準備をしておかないとあなたの生活や心身の健康や、さらには人間関係なども壊してしまう可能性のある大きな問題です。
この記事では、私が実際に「ケアマネジャー」の友人に取材を行い、あなたの人生を台無しにしないための基本的な情報を「ザックリ」まとめたものですので、サクッと読んで人生の防御力を高めていただければ幸いです(#^^#)
目次
なぜ『今』なのか
このドラマが今放送された経緯はわかりません。
しかし、この内容が今取り上げられた『意味』は大きいと思います。
みなさんは、「2025年問題」という言葉聞いたことがありますか?
引用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2025年問題(2025ねんもんだい)
団塊の世代が2025年ごろまでに後期高齢者(75歳以上)となることにより、医療費など社会保障費の急増が懸念される問題。医療費自己負担が3割国負担7割が逆になる可能性も出ている。
つまり、「2025年ぐらいになると、介護が必要になるお年寄りが爆発的に増える」ということです。
あなたのご両親または、あなたのおじいちゃんおばあちゃんが4~5年後に75歳以上になるという人が多いのではないでしょうか?
この、ドラマ『俺の家の話』では、観山寿一(長瀬智也)の父親、観山寿三郎(西田敏行)が倒れ、介護が必要となったことから話が始まります。
突然おとずれてしまった『介護』 まず何をどうすればいいの?
介護保険を申請すべし!!
まず、一番はじめに考えなくてはならないのが「介護保険」についてです。
さらに詳しく
介護保険とは
市区町村が運営する社会保険制度の一つで、介護が必要な高齢者の自立を支えるための公的保険です。
介護保険により、「介護サービス」を利用することで高齢者本人とその家族の負担を軽減することができます。
介護サービスを利用した場合、費用の1割(所得が多い人は3割)を利用者が負担し、残りは介護保険から給付されます。
ご安心ください。
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介護保険の保険料は40~65歳未満の方は健康保険料から徴収され、65歳以上の人は原則年金から差し引かれます。
つまり、「すでに入っている」ということです。
介護は大変なことです。保険を上手に活用してうまくつきあっていきましょう!
申請や相談は、近くの区役所の相談窓口や「地域包括支援センター」で行います。
違います!
もっと詳しく
地域包括支援センターとは
市町村が設置主体となり、保健師・社会福祉士・主任介護支援専門員等を配置して、
介護・医療・保健・福祉などの側面から高齢者を支える「総合相談窓口」です。
まずは、近くの役所に「介護の相談をしたいのですが」と言えばOK!
介護保険申請をしたあとはどうなる!?
数週間後に「調査員」が来て、「要介護認定」を行います。
【要介護度区分別 身体の状態】
要支援1 | 日常生活の能力は基本的にあるが、要介護状態とならないように一部支援が必要 |
要支援2 | 立ち上がりや歩行が不安定。排せつ、入浴等で一部介助が必要であるが身体の状態の維持または改善の可能性がある |
要介護1 | 立ち上がりや歩行が不安定。排せつ、入浴等で一部介助が必要 |
要介護2 | 起き上がりが自力では困難。排せつ、入浴等で一部または全介助が必要 |
要介護3 | 起き上がり、寝返りが自力ではできない。排せつ、入浴、衣服の着脱等で全介助が必要 |
要介護4 | 日常生活能力の低下がみられ、排せつ、入浴、衣服の着脱等多くの行為で全介助が必要 |
要介護5 | 介護なしには日常生活を営むことがほぼ不可能な状態。意思伝達も困難 |
これのどこに当てはまるかによって、「受けられるサービス」や
「保険で使える金額」が変わってきます。
【介護サービス利用限度額】
要支援1 | 50,030円 |
要支援2 | 104,730円 |
要介護1 | 166,920円 |
要介護2 | 196,160円 |
要介護3 | 269,310円 |
要介護4 | 308,060円 |
要介護5 | 360,650円 |
そして、1割を利用者が負担することになります。(所得の多い人は3割負担)
限度額を超えた分は、全額負担というわけです。
不安な介護を助けてくれるプロ中のプロ『ケアマネジャー』を頼るべし!!
「要介護」の認定がおりると、自治体からケアマネジャーの在籍する事業所の一覧を渡されます。
この一覧表の中から、今後お世話になる事業所を選択しなくてはならないのですが、どう選ぶかが悩みどころです。
ココがポイント
ケアマネジャーとは
正式名称は「介護支援専門員」といい、介護を必要とする人や家族の相談にのり、心身の状況などに応じた適切な介護サービスをコーディネートする専門職です。
このケアマネジャーに協力してもらい、どのような介護サービスを受けるのがよいか、いくらの手出しが出るのか、
ヘルパーさんをお願いする頻度や、通院の日程調整などの計画を綿密に決めます。
この計画を「ケアプラン」といいます。
あなたにも必ず訪れる『介護問題』 まとめ
- 団塊の世代がいっきに介護状態になる「2025年問題」に今からそなえよ!
- 介護が必要になったその時は、介護保険申請が必要! まずは役所か包括支援センターに相談!!
- 「ケアマネジャー」とは長い付き合いになる! その道のプロに頼るべし!!
介護といえど、結局大事なのは「人と人との対話」です。
親子だからこそ、言いづらいこと、やりにくいこと
他人だから分かってあげられること、できること
そんなことが必ずあるはずです。
ドラマの中でのケアマネジャーさんが言っていました。
「介護だと思うと重く考えてしまうので、イベントだと思うといいですよ」
いかがでしょうか?
ただただ「知らない」というだけで、あなたの人生が台無しになってしまっては、あまりにももったいないです。
この記事があなたの人生の防御力を高める助けになれれば幸いです(#^^#)
今回、ケアマネの友達からのアドバイスのほかに参考にしたのはこちら
マンガなのでめちゃくちゃ読みやすくて、ほっこり心温まる良書です(#^^#)